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デジタル庁委託実証事業「デジタルツイン構築に関する調査研究」を実施! さらに「2025年大阪・関西万博」での実用に向け取り組む。

デジタルツイン構築に関する調査研究(注1)は、ダイナミックマッププラットフォーム株式会社と株式会社NTTデータのコンソーシアムがデジタル庁からの委託を受け、空間IDを活用した実証事業として進められています。この度、同プロジェクトにおいて採択された当社の企画提案「生活に溶け込むデジタル空間の実現に向けたサービス」の実証にあたり、空間IDおよび当社のnatadeCOCO(ナタデココ)(注2)を活用した分散型情報提供サービスの具体例として「街の3Dデジタル案内板」の開発と検証を実施しましたのでお知らせいたします。

図1:ユーザビリティテストの様子

【実証】
「街の3Dデジタル案内板」は、空間IDをキーとして自治体などによって整備される地域の情報などを取得し、街中に設置されるデジタルサイネージを介して利用者のニーズに沿った情報を視覚的に提供するための仕組みです。 観光や日常生活、災害時などにおける情報格差の改善やデジタルサイネージを活用した広告市場の拡大などに貢献することを目的とし、空間IDとnatadeCOCOを活用した分散型情報提供サービスの実現に向けたプロトタイプシステムとして開発しました。

開発した「街の3Dデジタル案内板」の実用性の検証においては、東京都港区の浜松町駅にある「港区観光インフォメーションセンター」に設置されることを想定し、同施設への訪問者の視点でユーザビリティテストを実施しました。

今回の実証により、空間IDおよびnatadeCOCOを活用した分散型情報提供サービスを実現可能であることが確認できたとともに、実用的なサービスとして展開していく際には「空間IDをキーとするデータの整備」が同時に必要となることが確認できました。

図2:実証概念図

【今後】
今回の実証を通じて得られた知見をもとに「2025年大阪・関西万博」に向けたアクションプラン(注3)にもある「デジタルツインを活用した次世代エンタメ・サービス」の実現に向け、空間IDとnatadeCOCOを活用した分散型情報提供サービスの多様性拡大と社会実装に取り組んで参ります。

注1:空間IDプロジェクトについて
https://www.dynamic-maps.co.jp/news/2022/0826.html

注2:natadeCOCO(ナタデココ)について
https://www.natade-coco.com/

注3:2025年大阪・関西万博のアクションプランVer2(P35参照)
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/expo_suisin_honbu/kaigi/dai4/siryou1.pdf

このお知らせに関するお問い合わせは、下記までお願いいたします。

■お問い合わせフォーム
https://www.natade-coco.com/contact/inquery

■電話番号
06-4707-6004
チームマネージャー 山澤(ヤマザワ)宛